2009年10月11日

浮き雲男その18

明子は宏以外の男を思いながらカレーを作っていた。
その顔は恋のはじまりのような、はにかみのある笑顔。

キッチンにて、椅子に座る宏は明子の背中を見つめている。

宏「俺、食べていいの?」

明子「え?」

気持ちを見透かされたと少し動揺を隠すように
宏と目を合わせない明子。

涼は、上機嫌である。
明子と宏が久々に会話しているからに違いない。

涼「ふーん、食べてたいんだ。」

ご飯を装う明子、宏には背中を向けたまま。

明子「もちろん食べてよ。いっぱい作ったし。」

明子は、確かに宏のことは考えていなかった。
posted by ラジオルクセンブルク at 08:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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