その顔は恋のはじまりのような、はにかみのある笑顔。
キッチンにて、椅子に座る宏は明子の背中を見つめている。
宏「俺、食べていいの?」
明子「え?」
気持ちを見透かされたと少し動揺を隠すように
宏と目を合わせない明子。
涼は、上機嫌である。
明子と宏が久々に会話しているからに違いない。
涼「ふーん、食べてたいんだ。」
ご飯を装う明子、宏には背中を向けたまま。
明子「もちろん食べてよ。いっぱい作ったし。」
明子は、確かに宏のことは考えていなかった。
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